15PM89|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
歩行周期の踵接地時に筋活動を認める筋はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
歩行周期の初期接地における筋活動を問う問題です。
踵接地直後に足部が急に底屈して足先が落ちないよう、どの筋が働くかを考えます。
解説
踵接地、すなわち初期接地から荷重応答期には、前脛骨筋などの足関節背屈筋が活動します。踵が接地した後、前脛骨筋が遠心性に働いて足関節の底屈を制御し、前足部を滑らかに床へ下ろします。この働きが弱いと、足先が急に床へ落ちるフットスラップがみられます。
本問では、踵接地直後に足部を滑らかに接地させる代表筋として前脛骨筋を選びます。大殿筋は股関節の安定化・伸展、ヒラメ筋は主に立脚中期以降の下腿前方移動の制御、大内転筋は股関節内転などに働きます。
選択肢の確認
- 1.大殿筋:誤り。大殿筋は初期立脚で股関節を安定させますが、本問が問う踵接地直後の足関節・足部の制御を担う代表筋ではありません。
- 2.前脛骨筋:正しい。前脛骨筋は足関節背屈位を保ち、初期接地後に遠心性収縮して前足部をゆっくり下ろします。
- 3.ヒラメ筋:誤り。ヒラメ筋は主に立脚中期以降、下腿の前方移動を制御する際に活動します。
- 4.大内転筋:誤り。大内転筋は股関節内転などに働きますが、踵接地時の代表的な足関節制御筋ではありません。
覚えるポイント
- 初期接地から荷重応答期は前脛骨筋が重要。
- 前脛骨筋は遠心性収縮で足部の急な底屈を防ぐ。
- 前脛骨筋麻痺ではフットスラップや鶏歩がみられる。