16AM21|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
肝臓について正しい記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肝臓の肉眼解剖、胎児循環、肝小葉内の血流方向を結び付ける問題です。
肝門を通る構造と、下大静脈へ直接注ぐ構造を区別します。
解説
胎児循環では、胎盤から酸素を多く含む血液が臍静脈を通って胎児へ入り、その一部が静脈管を介して下大静脈へ流れます。静脈管は肝類洞を大きく迂回する短絡路として働くため、3が正しい記述です。
肝静脈は肝門を通らず、肝後面から下大静脈へ注ぎます。肝小葉では類洞の血液が中心静脈へ集まり、小葉下静脈を経て肝静脈へ向かいます。方形葉は右の胆嚢窩と左の肝円索裂との間にあり、肝鎌状間膜側は方形葉の左側です。
選択肢の確認
- 1.肝静脈は肝門から出る。:誤り。肝静脈は肝門から出るのではなく、肝後面で下大静脈へ直接注ぎます。
- 2.肝鎌状間膜は方形葉の右側に位置する。:誤り。方形葉の左側には肝円索裂があり、肝鎌状間膜はその側に続きます。右側は胆嚢窩です。
- 3.胎生期の静脈管は臍静脈血を下大静脈に導く。:正しい。胎生期の静脈管は、臍静脈からの血液を下大静脈へ導く短絡路です。
- 4.中心静脈は小葉間静脈へ注ぐ。:誤り。中心静脈は小葉下静脈、肝静脈へと続きます。小葉間静脈は門脈枝であり、血流方向が逆です。
覚えるポイント
- 肝門を通る主な構造は門脈・肝動脈・肝管。
- 肝静脈は肝後面から下大静脈へ注ぐ。
- 胎児の静脈管は臍静脈血を下大静脈へ導く。
- 類洞から中心静脈、小葉下静脈、肝静脈へ流れる。