16AM32|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
赤血球沈降速度について誤っている記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
赤血球沈降速度が亢進・低下する条件と、正常値を確認する問題です。
炎症時の血漿蛋白変化と赤血球数の影響を結び付けます。
解説
赤血球沈降速度は、赤血球が連銭形成を起こして沈降する速さを測る検査です。化膿性炎症ではフィブリノゲンなどの急性期蛋白が増え、赤血球が凝集しやすくなるため赤沈は一般に亢進します。したがって「低くなる」という1が誤りです。
赤血球増多症では赤血球が密になって沈降しにくく、赤沈は低下します。血漿蛋白や粘性にも左右され、成人男性の1時間値は10 mm以下を正常の目安とする基準が用いられます。
選択肢の確認
- 1.化膿性疾患で低くなる。:誤り。化膿性疾患では炎症によりフィブリノゲンなどが増え、赤沈は通常亢進します。
- 2.赤血球増多症で低くなる。:正しい。赤血球増多症では赤血球が沈降しにくく、赤沈は低下します。
- 3.血漿の粘性に左右される。:正しい。血漿蛋白組成や粘性は赤血球の凝集と沈降速度に影響します。
- 4.成人男性の正常1時間値は10mm以下である。:正しい。出題時の基準では成人男性の正常1時間値は10 mm以下が目安です。
覚えるポイント
- 炎症・貧血では赤沈が亢進しやすい。
- 赤血球増多症では赤沈が低下しやすい。
- フィブリノゲン増加は連銭形成を促す。
- 赤沈は非特異的な炎症指標。