16AM47|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
血栓を起こしやすい疾患として誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
血栓形成を促す病態と、出血傾向を示す疾患を区別する問題です。
血流停滞、血管内皮障害、血液凝固能亢進という血栓形成の三要素を意識します。
解説
血栓形成には、血管内皮障害、血流の異常、血液凝固能の亢進が関与します。動脈瘤では血流の乱れや停滞、動脈硬化症では内皮障害、血管炎では血管壁の炎症と損傷によって血栓が生じやすくなります。
血友病は凝固因子の先天的欠乏によって血液が固まりにくくなる疾患で、関節内出血や筋肉内出血などの出血傾向を示します。血栓を起こしやすい疾患として挙げるのは誤りです。
選択肢の確認
- 1.動脈瘤:誤りではありません。動脈瘤内では血流が乱れたり停滞したりし、壁在血栓が形成されることがあります。
- 2.血友病:正しい選択肢です。血友病は凝固因子欠乏による出血性疾患で、血栓を起こしやすい疾患ではありません。
- 3.動脈硬化症:誤りではありません。動脈硬化では血管内皮障害や粥腫破綻をきっかけに血栓が形成されます。
- 4.血管炎:誤りではありません。血管炎では血管壁の炎症・損傷によって血栓形成が促されることがあります。
覚えるポイント
- 血栓形成の三要素は内皮障害、血流異常、凝固能亢進。
- 血友病は血栓症ではなく出血傾向を示す。
- 動脈硬化や血管炎は血管壁障害を介して血栓を生じ得る。