16AM48|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
循環障害について誤っている記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
充血、うっ血、血栓症、梗塞という循環障害の定義を区別する問題です。
血液が増える原因と、血液凝固が起こる場所に注目します。
解説
血栓症とは、生体内で流れている血液が、心臓や血管の内部で凝固して血栓をつくる現象です。血管外へ出た血液が固まることは血液凝固ではありますが、血栓症とは呼びません。したがって3が誤りです。
充血は動脈血の流入増加による能動的な血液量増加、うっ血は静脈血の流出障害による受動的な血液貯留です。梗塞は血管閉塞による虚血性壊死で、終末動脈が閉塞したときに起こりやすくなります。
選択肢の確認
- 1.充血は動脈から過剰の血液が流れ込んだ状態である。:正しい。充血は動脈からの血液流入が増え、局所の血液量が増加した状態です。
- 2.うっ血は静脈血の流出が妨げられて起こる。:正しい。うっ血は静脈血の流出が妨げられ、血液が局所にたまる状態です。
- 3.血栓症は血管外で血液が凝固する現象である。:誤り。血栓症は心臓や血管の内部で血液が凝固し、血栓を形成する現象です。したがって本問の正答です。
- 4.梗塞は終末動脈の閉塞により生じる。:正しい。梗塞は血管閉塞による虚血性壊死で、側副血行の乏しい終末動脈領域で起こりやすくなります。
覚えるポイント
- 充血は動脈血流入の増加。
- うっ血は静脈血流出の障害。
- 血栓は血管内または心腔内で形成される。
- 梗塞は血流遮断による虚血性壊死。