16AM50|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
異物とその処理方法との組合せで適切でないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
体内に生じた異物や血栓が、貪食、器質化、被包化、吸収などによって処理される仕組みを問う問題です。
物質が分解可能か、非吸収性かを考えて判断します。
解説
炭粉のような微粒子はマクロファージに貪食されます。血栓は、線維芽細胞や毛細血管が入り込んで結合組織へ置き換わる器質化を起こすことがあります。体内に残った折れた鍼などの非吸収性異物は、周囲を線維性結合組織で囲まれる被包化を起こすことがあります。
ナイロン糸は非吸収性の合成縫合糸で、体内で融解して消失するものではありません。実際に折鍼などの異物が残留した場合は、被包化を期待して放置するという意味ではなく、位置や症状を評価し、必要に応じて医療機関での対応が求められます。
選択肢の確認
- 1.炭粉───貪食:適切です。炭粉はマクロファージに取り込まれ、組織内やリンパ節に蓄積することがあります。
- 2.血栓───器質化:適切です。血栓には線維芽細胞や毛細血管が侵入し、結合組織に置き換わる器質化が起こります。
- 3.折れた鍼───被包化:適切です。非吸収性異物は線維性結合組織で囲まれ、被包化されることがあります。
- 4.ナイロン糸───融解:適切ではありません。ナイロン糸は非吸収性縫合糸であり、体内で融解して処理されるものではありません。
覚えるポイント
- 炭粉などの微粒子は貪食される。
- 血栓は器質化・再疎通を起こすことがある。
- 非吸収性異物は被包化されることがある。
- ナイロン糸は非吸収性で、融解しない。