16AM51|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
腫瘍マーカーはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
血液検査で腫瘍の存在や経過観察に用いられる腫瘍マーカーを選ぶ問題です。
免疫関連分子や炎症性物質、酵素と区別します。
解説
αフェトプロテインは胎児期に主に肝臓などで産生される蛋白で、成人では通常低値です。肝細胞癌や一部の胚細胞腫瘍などで上昇し、診断の補助や治療後の経過観察に用いられる腫瘍マーカーです。
腫瘍マーカーは単独で癌を確定する検査ではなく、良性疾患などでも上昇することがあります。組織適合抗原、ヒスタミン、シクロオキシゲナーゼは、それぞれ免疫、アレルギー・炎症、プロスタグランジン合成に関係する物質で、本問の腫瘍マーカーには該当しません。
選択肢の確認
- 1.αフェトプロテイン:正しい。αフェトプロテインは肝細胞癌や一部の胚細胞腫瘍で上昇する代表的腫瘍マーカーです。
- 2.組織適合抗原:誤り。組織適合抗原は自己・非自己の認識や移植免疫に関与する分子で、ここで問う腫瘍マーカーではありません。
- 3.ヒスタミン:誤り。ヒスタミンは肥満細胞などから放出され、アレルギー反応や炎症に関与します。
- 4.シクロオキシゲナーゼ:誤り。シクロオキシゲナーゼはアラキドン酸からプロスタグランジンなどを合成する酵素です。
覚えるポイント
- AFPは肝細胞癌の代表的腫瘍マーカー。
- AFPは一部の胚細胞腫瘍でも上昇する。
- 腫瘍マーカーだけで癌を確定しない。