16AM54|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
胸部の打診音と原因との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
胸部打診音から、肺内の空気量や胸水・肺実質病変の有無を判断する問題です。
空気が増えると響きが強くなり、液体や充実性病変が増えると濁ることを押さえます。
解説
肺気腫では肺胞の過膨張によって胸郭内の空気量が増えるため、打診で過共鳴音がみられます。これが正しい組合せです。
胸水貯留や肺実質の炎症・無気肺では、空気が減って液体や組織の割合が増えるため濁音となります。気胸では胸腔内の空気が増えるため、患側で鼓音または過共鳴音を認めます。胸膜炎に胸水が伴えば濁音がみられます。
選択肢の確認
- 1.清音───胸水貯留:誤り。胸水が貯留すると打診音は濁音になります。清音は正常肺でみられる基本的な打診音です。
- 2.濁音───気胸:誤り。気胸では胸腔内に空気がたまるため、鼓音・過共鳴音を呈します。
- 3.鼓音───胸膜炎:誤り。胸膜炎で胸水を伴う場合は濁音となり、鼓音が典型ではありません。
- 4.過共鳴音───肺気腫:正しい。肺気腫では肺の過膨張により過共鳴音がみられます。
覚えるポイント
- 正常肺は清音。
- 肺気腫・気胸は空気が増え、過共鳴音や鼓音。
- 胸水・肺炎・無気肺では濁音。