16AM55|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
肋骨脊柱角に叩打痛がみられるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
肋骨脊柱角の叩打痛が、どの臓器の炎症を示唆するかを問う問題です。
肋骨脊柱角と腎臓の位置関係を理解します。
解説
肋骨脊柱角は第12肋骨と脊柱でつくられる背部の角で、その深部には腎臓があります。この部位を軽く叩打して痛みが誘発される所見は肋骨脊柱角叩打痛と呼ばれ、腎盂腎炎など腎・腎盂周囲の炎症を示唆します。
腎盂腎炎では発熱、悪寒、側腹部痛、排尿時痛などを伴うことがあります。強い症状や発熱を認める場合は感染症としての医学的評価と治療が必要です。
選択肢の確認
- 1.慢性膵炎:誤り。慢性膵炎では上腹部痛や背部痛を生じますが、肋骨脊柱角叩打痛の代表疾患ではありません。
- 2.腎盂腎炎:正しい。腎盂腎炎では腎周囲の炎症により肋骨脊柱角叩打痛がみられます。
- 3.慢性胃炎:誤り。慢性胃炎は心窩部不快感などを示しますが、肋骨脊柱角叩打痛とは結び付きません。
- 4.急性肝炎:誤り。急性肝炎では全身倦怠感、食欲不振、黄疸、右季肋部不快感などがみられます。
覚えるポイント
- 肋骨脊柱角の深部には腎臓がある。
- 叩打痛は腎盂腎炎などを示唆する。
- 発熱・悪寒・排尿症状を伴えば感染症を考える。