16AM66|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
原発性肺癌が頸部交感神経節に浸潤した場合にみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肺尖部の腫瘍が頸部交感神経へ浸潤したときに生じる症候を問う問題です。
交感神経障害によるホルネル症候群を思い出します。
解説
肺尖部に発生した肺癌が頸部交感神経幹や交感神経節へ浸潤すると、ホルネル症候群を生じます。主な所見は、患側の眼裂狭小、縮瞳、発汗低下です。眼裂狭小は上眼瞼を補助的に挙上する上瞼板筋への交感神経支配が障害されることで起こります。
肺尖部腫瘍では腕神経叢へ浸潤し、肩から上肢尺側の痛みや筋力低下を伴うこともあります。
選択肢の確認
- 1.うっ血乳頭:誤り。うっ血乳頭は頭蓋内圧亢進でみられる眼底所見で、頸部交感神経障害の直接所見ではありません。
- 2.血痰:誤り。血痰は肺癌でみられ得ますが、頸部交感神経節への浸潤を示す特異的所見ではありません。
- 3.眼裂狭小:正しい。頸部交感神経障害によりホルネル症候群が起こり、眼裂狭小がみられます。
- 4.女性化乳房:誤り。女性化乳房はホルモン作用をもつ腫瘍などでみられ得ますが、頸部交感神経節浸潤の所見ではありません。
覚えるポイント
- 肺尖部腫瘍は頸部交感神経や腕神経叢へ浸潤し得る。
- ホルネル症候群は眼裂狭小、縮瞳、発汗低下。
- 肩から上肢尺側の痛みを伴うことがある。