16AM71|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
先天性股関節脱臼について誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
先天性股関節脱臼でみられる下肢長差、皮膚溝、クリック、脊柱姿勢を問う問題です。
股関節の不安定性と歩行開始後の代償姿勢を結び付けます。
解説
先天性股関節脱臼では、大腿骨頭が寛骨臼から脱臼・亜脱臼するため、患側下肢の短縮や大腿内側皮膚溝の左右差がみられます。乳児期の診察では股関節を屈曲・外転させた際に整復感やクリックを触知することがあります。
歩行開始後、両側性病変などでは股関節屈曲拘縮や骨盤前傾を代償するため腰椎前弯が強くなることがあります。腰椎後弯が典型という記述は誤りです。
選択肢の確認
- 1.下肢の短縮がみられる。:正しい。脱臼側では大腿骨頭の位置が変わり、見かけ上の下肢短縮がみられます。
- 2.大腿内側皮膚溝は非対称となる。:正しい。大腿内側や殿部の皮膚溝が左右非対称になることがあります。
- 3.屈曲外転時にクリック音が触知される。:正しい。乳児期には股関節の不安定性を示す整復感やクリックを触知することがあります。
- 4.幼児期に腰椎後弯を認める。:誤り。歩行期には骨盤前傾に伴う腰椎前弯増強がみられ、腰椎後弯が典型ではありません。
覚えるポイント
- 下肢短縮と皮膚溝左右差が手掛かり。
- 乳児期は股関節の不安定性を診察する。
- 歩行期には跛行や腰椎前弯増強を認めることがある。
- 早期発見・早期治療が重要。