16AM78第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)

「20歳の男性。10日前、バイク事故により頚椎を損傷し脊髄損傷となった。上肢下肢に麻痺がある。」この患者の病態管理で適切でないのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

頸髄損傷急性期の全身管理について、必要な管理と、長期化を避けるべき方法を見分ける症例問題です。
頸椎の安定化、体温・褥瘡管理、膀胱管理を整理します。

解説

頸髄損傷では、損傷部を悪化させない頸部保護、自律神経障害による体温調節不全への対応、褥瘡や肺合併症を予防する定期的な体位変換が重要です。

排尿障害に対して急性期に一時的な留置カテーテルが必要となることはありますが、持続導尿を漫然と続けると尿路感染、結石、尿道損傷などの危険が高まります。全身状態が許せば、膀胱容量や残尿を評価しながら間欠導尿などへ移行するのが基本です。本問では、病態管理として適切でないものに持続導尿が設定されています。

選択肢の確認

  • 1.頸部保護:適切です。損傷部の不安定性があるため、頸椎を適切に固定・保護し、二次的な脊髄損傷を防ぎます。
  • 2.体温管理:適切です。自律神経障害によって体温調節が不安定になるため、環境温と体温の管理が必要です。
  • 3.体位変換:適切です。定期的な体位変換は褥瘡、無気肺、分泌物貯留などの予防に重要です。
  • 4.持続導尿:適切ではありません。急性期に一時的に必要なことはありますが、持続導尿の長期継続は尿路感染などを招くため、可能になれば間欠導尿を検討します。

覚えるポイント

  • 頸部保護で二次的脊髄損傷を防ぐ。
  • 体温調節障害と褥瘡に注意する。
  • 体位変換は皮膚・呼吸器合併症の予防に重要。
  • 留置カテーテルは必要最小限とし、可能なら間欠導尿へ移行する。
16AM7716AM79
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