16PM125|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づく治療穴はどれか。「30歳の女性。半年前から月経痛があり、月経血量が少ない。月経周期は不規則で、不眠、めまい、目のかすみを伴う。」
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
症状から肝血虚を判断し、難経六十九難の「虚すればその母を補う」を五行穴に適用する問題です。
肝木の母である水を、肝経と腎経の水穴で補う考え方を用います。
解説
月経血量減少、月経不順、めまい、目のかすみ、不眠は、肝血が不足して目・筋・衝任・心神を十分に養えない肝血虚を示します。
難経六十九難では、虚証では母を補うとします。肝は木に属し、その母は水です。曲泉は肝経の合水穴で肝経における母穴、陰谷は腎経の合水穴で水の経の水穴です。したがって曲泉・陰谷を補う組合せが適切です。
選択肢の確認
- 1.曲泉・陰谷:正しい。曲泉は肝経の合水穴、陰谷は腎経の合水穴で、肝木の母である水を補う組合せです。
- 2.太淵・太白:誤り。太淵は肺経の兪土穴・原穴、太白は脾経の兪土穴・原穴で、肝血虚に対する水穴の組合せではありません。
- 3.大都・少府:誤り。大都は脾経の栄火穴、少府は心経の栄火穴で、火の組合せです。
- 4.復溜・経渠:誤り。復溜は腎経の経金穴、経渠は肺経の経金穴で、金の組合せです。
覚えるポイント
- 月経量減少・めまい・目のかすみは肝血虚を示す。
- 難経六十九難は虚すればその母を補う。
- 肝は木、母は水。
- 曲泉と陰谷はいずれも水穴。