16PM130|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病態に対し、罹患部への局所治療穴として適切なのはどれか。「65歳の女性。半年前から動作開始時および歩行時に左膝関節内側部に痛みが出現する。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
高齢者の動作開始時・歩行時の膝内側痛から病変部位を考え、局所経穴を選ぶ症例問題です。
痛みの部位が膝関節内側であることを最優先します。
解説
高齢者にみられる動作開始時痛と歩行時痛は、変形性膝関節症を示唆します。特に膝内側部痛は、内側関節裂隙や内側支持組織の負担と関係します。
曲泉は足の厥陰肝経に属し、膝内側で内側膝窩横紋端付近に位置するため、罹患局所への治療穴として適切です。足三里・陽陵泉は膝外側、梁丘は膝蓋骨上外側に位置します。急な腫脹、発赤、熱感、外傷、ロッキングがある場合は、感染や半月板・靱帯損傷などの医学的評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.足三里:誤り。足三里は膝下の前外側に位置し、膝内側部の局所穴ではありません。
- 2.陽陵泉:誤り。陽陵泉は腓骨頭前下方の膝外側に位置します。
- 3.梁丘:誤り。梁丘は膝蓋骨外上方の大腿前外側に位置します。
- 4.曲泉:正しい。曲泉は膝内側に位置し、内側部痛に対する局所治療穴です。
覚えるポイント
- 動作開始時痛・歩行時痛は変形性膝関節症を示唆する。
- 曲泉は膝内側に位置する。
- 足三里・陽陵泉・梁丘は主に外側または前外側。
- 発赤・熱感・急性腫脹では医療評価を優先する。