16PM132|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
僧帽筋上部線維の緊張緩和を目的として鍼通電療法を行う場合、刺鍼部位の組合せで最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
僧帽筋上部線維の走行と、その筋腹上にある経穴を選ぶ問題です。
鍼通電では二つの刺鍼部位が同じ対象筋をはさむように配置されるかを確認します。
解説
僧帽筋上部線維は後頭部・項部から肩峰・鎖骨外側へ走り、肩甲帯の挙上や上方回旋に関与します。肩井は肩上部の僧帽筋上部線維上、天柱は後頸部で僧帽筋外縁付近に位置するため、両者は同筋の緊張緩和を目的とする鍼通電部位として最も適切です。
他の組合せは棘上筋、棘下筋、三角筋、胸背部など異なる筋・部位を含みます。肩井では肺尖・胸膜、天柱では深部の神経・血管への危険があり、鍼通電では心臓ペースメーカーなどの禁忌、体内を横切る通電経路、患者の体動にも注意します。
選択肢の確認
- 1.肩井───天柱:正しい。肩井と天柱はいずれも僧帽筋上部線維の走行上に位置し、同筋を対象とする組合せです。
- 2.秉風───風池:誤り。秉風は棘上筋付近、風池は後頭下筋群・上頸部に関係し、僧帽筋上部線維を一貫してはさむ組合せではありません。
- 3.天宗───心兪:誤り。天宗は棘下筋、心兪は胸背部の傍脊柱筋上に位置します。
- 4.肩髃───膈兪:誤り。肩髃は三角筋部、膈兪は胸背部に位置し、僧帽筋上部線維を対象とする組合せではありません。
覚えるポイント
- 僧帽筋上部線維は後頭・項部から肩へ走る。
- 肩井と天柱は同筋の走行上にある。
- 肩井では肺尖・胸膜、天柱では頸部深部構造に注意する。
- 鍼通電では植込み型電子機器などの禁忌を確認する。