16PM138第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)

「65歳の男性。主訴は左下肢痛。平地を200mほど歩くと足が痛み、歩けなくなる。しばらく休むとまた歩くことができる。検査所見では左下肢動脈拍動減弱、ケンプ徴候陰性、膝蓋腱反射正常である。」下肢動脈拍動の触診部位としての経穴と動脈との組合せで適切でないのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

下肢動脈の拍動を触知する部位と、その部位にある経穴を対応させる問題です。
国家試験上の局所解剖に従い、各経穴直下の動脈を確認します。

解説

気衝は浅腹壁動脈上に位置する経穴として整理され、大腿動脈の標準的な拍動触知部位とは一致しません。大腿動脈の代表的な触知部位は鼠径靱帯直下の大腿三角で、経穴では衝門付近との関係が重視されます。

委中は膝窩動脈、太谿は内果後方の後脛骨動脈、太衝は足背で足背動脈系の拍動と関係する部位として扱います。拍動減弱・左右差は末梢動脈疾患を示す可能性があり、強く圧迫し続けず、皮膚色・温度・毛細血管再充満なども併せて評価します。

選択肢の確認

  • 1.気衝───大腿動脈:適切でない。気衝は浅腹壁動脈上に位置し、大腿動脈の標準的な拍動触知点との組合せではありません。
  • 2.委中───膝窩動脈:適切です。委中は膝窩中央にあり、深部を膝窩動脈が走行します。
  • 3.太谿───後脛骨動脈:適切です。太谿は内果とアキレス腱の間にあり、後脛骨動脈の拍動を触知できます。
  • 4.太衝───足背動脈:適切です。太衝は足背の第1・第2中足骨間にあり、足背動脈系の拍動と関係します。

覚えるポイント

  • 委中=膝窩動脈。
  • 太谿=後脛骨動脈。
  • 太衝=足背動脈系。
  • 気衝と大腿動脈の組合せは不適切。
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