16PM139|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
「65歳の男性。主訴は動作緩慢と振戦で上肢に歯車様固縮がみられる。不眠、抑うつ、便秘を伴い、舌質はやや淡白、脈状は細弱を呈する。」本症例でみられる異常歩行はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
動作緩慢、振戦、歯車様固縮からパーキンソン病を判断し、特徴的歩行を選ぶ症例問題です。
錐体路・小脳・股関節外転筋障害の歩行と区別します。
解説
動作緩慢、安静時振戦、歯車様固縮はパーキンソン病の代表的な運動症状です。パーキンソン病では姿勢が前傾し、歩幅が小さくなって小刻み歩行となり、すくみ足や加速歩行を伴うことがあります。
痙性歩行は錐体路障害、トレンデレンブルグ歩行は中殿筋など股関節外転筋の筋力低下、失調性歩行は小脳・深部感覚障害などでみられます。
選択肢の確認
- 1.痙性歩行:誤り。痙性歩行は脳卒中や脊髄障害など錐体路障害でみられます。
- 2.トレンデレンブルグ歩行:誤り。トレンデレンブルグ歩行は股関節外転筋の筋力低下や股関節疾患でみられます。
- 3.小刻み歩行:正しい。パーキンソン病では歩幅が小さく、足をすりながら進む小刻み歩行がみられます。
- 4.失調性歩行:誤り。失調性歩行は小脳障害や深部感覚障害で、歩隔が広く不安定な歩行となります。
覚えるポイント
- パーキンソン病の代表は振戦・固縮・動作緩慢・姿勢保持障害。
- 特徴的歩行は小刻み歩行・すくみ足・加速歩行。
- 痙性歩行は錐体路、失調性歩行は小脳・深部感覚障害。