16PM147|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
体幹部に置鍼した鍼のうえにタオルをかけたことで発生しやすい有害事象はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
体幹部の置鍼中にタオルを掛けることで、鍼が押し込まれる危険を問う安全管理問題です。
胸背部の深部に肺・胸膜があることを意識します。
解説
置鍼した鍼の上へタオルを掛けると、布が鍼柄へ引っ掛かったり重みが加わったりして、鍼が予期せず深く刺入・傾斜することがあります。胸部・上背部では肺や胸膜を損傷し、気胸を起こす危険が高まります。
置鍼中は鍼が見える状態を保ち、衣類・タオル・寝具が鍼に触れないよう管理します。施術後に突然の咳、胸痛、呼吸困難が生じた場合は気胸を疑い、直ちに医療機関で評価します。
選択肢の確認
- 1.脳虚血:誤り。タオルによる鍼の押し込みから直接生じやすい有害事象ではありません。
- 2.化膿:誤り。化膿は不潔操作などによる感染で生じますが、タオルを掛けた直後に最も発生しやすい機械的有害事象ではありません。
- 3.気胸:正しい。タオルが鍼を押し込み、体幹深部の肺・胸膜を損傷すると気胸を起こし得ます。
- 4.疲労感:誤り。疲労感は鍼治療後にみられることがありますが、置鍼上のタオルによる特異的な事故ではありません。
覚えるポイント
- 置鍼中の鍼をタオル・衣類で覆わない。
- 胸背部では肺・胸膜損傷による気胸に注意する。
- 咳・胸痛・呼吸困難は気胸の警告症状。
- 置鍼中は鍼の状態を目視できるようにする。