16PM149|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
摩擦鍼による発赤反応に関与するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
摩擦刺激で生じる皮膚発赤の局所機序を問う問題です。
感覚神経の軸索反射と、血管拡張性神経ペプチドを結び付けます。
解説
摩擦鍼で皮膚の感覚神経終末が刺激されると、興奮が同じ神経の分枝を逆行性にも伝わる軸索反射が起こります。末梢終末からCGRPなどの神経ペプチドが放出され、細動脈が拡張して局所血流が増えるため、発赤反応が生じます。
ACTHは下垂体前葉ホルモン、ノルアドレナリンは主に交感神経末端から放出され血管収縮に働き、ドパミンは中枢神経などで働く神経伝達物質です。局所発赤の中心はCGRPです。
選択肢の確認
- 1.ACTH:誤り。ACTHは下垂体前葉から分泌され副腎皮質を刺激するホルモンで、摩擦部の局所発赤を直接起こす物質ではありません。
- 2.CGRP:正しい。CGRPは感覚神経終末から放出され、強い血管拡張作用により発赤へ関与します。
- 3.ノルアドレナリン:誤り。ノルアドレナリンは一般に交感神経性の血管収縮へ関与し、局所発赤の主因ではありません。
- 4.ドパミン:誤り。ドパミンは運動・報酬など中枢神経機能に関与しますが、摩擦鍼による局所発赤の中心物質ではありません。
覚えるポイント
- 摩擦刺激による発赤には軸索反射が関与する。
- 感覚神経終末からCGRPが放出される。
- CGRPは血管を拡張して局所血流を増やす。