16PM150|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
鍼鎮痛の発現に関与するβエンドルフィンを分泌する部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
鍼鎮痛に関与する内因性オピオイドと、その分泌部位を問う問題です。
神経伝達の中継部位と、ホルモンを分泌する内分泌器官を区別します。
解説
βエンドルフィンは、プロオピオメラノコルチンから作られる内因性オピオイドペプチドで、下垂体などから分泌されます。オピオイド受容体へ作用して痛覚伝達を抑えるため、鍼鎮痛の体液性・中枢性機序に関与すると考えられています。
中心後回は一次体性感覚野、視床は感覚情報の中継、脊髄後角は一次求心性線維から二次ニューロンへの痛覚伝達と抑制が行われる部位です。いずれも本問でβエンドルフィンを分泌する部位として選ぶものではありません。
選択肢の確認
- 1.中心後回:誤り。中心後回は一次体性感覚野で、体性感覚を認知する大脳皮質領域です。
- 2.視床:誤り。視床は痛覚を含む感覚情報を大脳皮質へ中継します。
- 3.下垂体:正しい。下垂体はβエンドルフィンを産生・分泌する代表的部位です。
- 4.脊髄後角:誤り。脊髄後角は痛覚伝達の最初の中継・調節部位ですが、βエンドルフィンの代表的分泌部位ではありません。
覚えるポイント
- βエンドルフィンは内因性オピオイド。
- 代表的な分泌部位は下垂体。
- オピオイド受容体を介して痛覚伝達を抑える。
- 視床・脊髄後角は痛覚経路の中継・調節部位。