16PM81|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
血行障害の治療に用いる神経ブロックはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
血行障害に対して用いられる神経ブロックを、各神経・神経節の支配領域と作用から見分ける問題です。
交感神経を遮断して末梢血管を拡張させる治療かどうかに注目します。
解説
星状神経節は下位頸部から上胸部に位置する交感神経節で、ここを遮断すると頭頸部や上肢を中心とする交感神経活動が低下します。その結果、末梢血管が拡張して血流の改善が期待されるため、血行障害の治療に用いられます。
三叉神経ブロック、肋間神経ブロック、坐骨神経ブロックは、それぞれ顔面、胸壁、下肢の痛みを抑える目的で用いられる代表的な末梢神経ブロックです。血行改善を主目的とする交感神経ブロックとは区別します。
選択肢の確認
- 1.三叉神経ブロック:誤り。三叉神経ブロックは主に顔面の知覚・疼痛を対象とし、三叉神経痛などに用いられます。血行障害に対する代表的な交感神経ブロックではありません。
- 2.星状神経節ブロック:正しい。星状神経節ブロックは交感神経活動を抑え、頭頸部や上肢の末梢血管を拡張して血流改善を図る目的で用いられます。
- 3.肋間神経ブロック:誤り。肋間神経ブロックは肋間神経領域の胸壁痛などを対象とする鎮痛法です。
- 4.坐骨神経ブロック:誤り。坐骨神経ブロックは坐骨神経支配領域の下肢痛や手術時の麻酔などを目的とします。
覚えるポイント
- 血行障害には交感神経遮断による血管拡張を利用することがある。
- 星状神経節ブロックは頭頸部・上肢の血流改善に関係する。
- 末梢神経ブロックと交感神経ブロックを区別する。