16PM82|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
糖尿病性網膜症について誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
糖尿病性網膜症の代表的な合併症と治療を、片頭痛などでみられる視覚症状と区別する問題です。
網膜の微小血管障害から何が起こるかを整理します。
解説
糖尿病性網膜症は、慢性的な高血糖によって網膜の毛細血管が障害され、出血、浮腫、虚血、新生血管形成などを来す合併症です。進行すると新生血管が破綻して硝子体出血を起こし、牽引性網膜剥離などを介して失明原因となります。
治療では病期に応じて網膜光凝固、硝子体手術、薬物の眼内投与などが行われます。閃輝暗点は、視野にぎざぎざした光などが現れる症状で、典型的には片頭痛の前兆としてみられ、糖尿病性網膜症の代表的所見ではありません。
選択肢の確認
- 1.失明の原因となる。:正しい記述です。進行した糖尿病性網膜症は高度視力障害や失明の原因となります。
- 2.レーザーによる光凝固治療が行われる。:正しい記述です。虚血網膜からの新生血管形成を抑える目的などでレーザー光凝固が行われます。
- 3.硝子体出血をきたす。:正しい記述です。増殖網膜症では脆弱な新生血管が破綻し、硝子体出血を来すことがあります。
- 4.閃輝暗点がみられる。:誤り。閃輝暗点は片頭痛の前兆として代表的な視覚症状で、糖尿病性網膜症の典型所見ではありません。
覚えるポイント
- 糖尿病性網膜症は網膜の微小血管障害である。
- 増殖網膜症では新生血管・硝子体出血に注意する。
- 進行例では光凝固や硝子体手術などが行われる。
- 閃輝暗点は典型的には片頭痛の前兆として覚える。