16PM83|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
うつ病に特徴的な訴えはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
うつ病でみられる思考の障害と、統合失調症に特徴的な妄想・幻覚を区別する問題です。
患者の訴えが、思考制止なのか、思考伝播・幻聴・被害妄想なのかを見分けます。
解説
うつ病では気分の落ち込みや興味・喜びの低下に加え、思考が進まず判断や集中が難しくなる思考制止がみられます。「頭が働かず考えが進まない」という訴えは、この思考制止を表します。
一方、考えを抜き取られるという思考奪取、自分の悪口が聞こえるという幻聴、誰かに監視されているという被害妄想は、統合失調症などの精神病性障害で典型的にみられる訴えです。
選択肢の確認
- 1.考えが抜きとられる。:誤り。「考えが抜きとられる」は思考奪取を示す訴えで、統合失調症にみられる自我障害の一つです。
- 2.自分の悪口が聞こえる。:誤り。「自分の悪口が聞こえる」は幻聴であり、統合失調症などでみられる精神病症状です。
- 3.頭が働かず考えが進まない。:正しい。思考制止により、頭が働かない、考えがまとまらない、決断できないと訴えることがあります。
- 4.誰かが自分を監視している。:誤り。「誰かが自分を監視している」は被害・注察妄想に相当し、統合失調症などでみられます。
覚えるポイント
- うつ病では思考制止・集中力低下・決断困難がみられる。
- 思考奪取、幻聴、被害妄想は統合失調症を示唆する。
- 症状名だけでなく、患者の具体的な訴えと結び付ける。