16PM90|第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
大腿切断後の指導で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
大腿切断後に起こりやすい股関節拘縮と、その予防姿勢を問う問題です。
長時間の座位や断端下の枕が、股関節屈曲・外転拘縮を助長しないかを考えます。
解説
大腿切断後は、疼痛や安楽肢位のため股関節を屈曲・外転・外旋位にしやすく、そのままでは拘縮を生じて義足歩行の妨げになります。腹臥位を適切に取り入れることは、股関節伸展を保ち、屈曲拘縮を予防するうえで重要です。
背臥位で断端の下に枕を置くこと、股関節を外転位に保つこと、長時間車いすに座り続けることは、屈曲・外転拘縮を助長し得ます。断端管理とともに、股関節伸展・内転方向の可動域を保つ指導が必要です。
選択肢の確認
- 1.背臥位で断端の下に枕を置く:誤り。断端の下に枕を置くと股関節屈曲位が持続し、屈曲拘縮を助長します。
- 2.腹臥位の励行:正しい。腹臥位を取ることで股関節伸展を促し、屈曲拘縮の予防につながります。
- 3.股関節の外転位保持:誤り。股関節を外転位で保持すると外転拘縮を起こし、義足歩行に不利となります。
- 4.車いす乗車の励行:誤り。車いす座位が長時間続くと股関節屈曲拘縮を助長します。必要な移動手段ではあっても、拘縮予防のため姿勢変換が必要です。
覚えるポイント
- 大腿切断後は股関節屈曲・外転拘縮に注意する。
- 腹臥位は股関節屈曲拘縮の予防に有効。
- 断端下の枕と長時間座位を避ける。
- 義足歩行には股関節伸展可動域が重要。