16PM91第16回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)

橈骨神経麻痺に伴う症状として誤っているのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

橈骨神経麻痺の運動・感覚・自律神経症状と、正中神経障害による筋萎縮を区別する問題です。
どの筋群と皮膚領域を橈骨神経が支配するかを確認します。

解説

橈骨神経は上腕・前腕の伸筋群を支配するため、障害されると手関節や手指の伸展が困難となり、下垂手を呈します。感覚枝は手背橈側に分布するため、同部の知覚障害がみられます。また末梢神経には皮膚血管や汗腺に関係する交感神経線維も伴うため、障害領域で発汗異常を伴うことがあります。

母指球筋の多くは正中神経支配であり、その萎縮は手根管症候群など正中神経障害で典型的です。橈骨神経麻痺の代表症状ではありません。

選択肢の確認

  • 1.下垂手:正しい症状です。手関節伸筋が麻痺するため、手関節を背屈できず下垂手となります。
  • 2.母指球筋の萎縮:誤り。母指球筋の多くは正中神経支配であり、母指球筋萎縮は正中神経障害でみられます。
  • 3.手背の知覚障害:正しい症状です。橈骨神経浅枝の支配領域である手背橈側を中心に知覚障害が生じます。
  • 4.手背の発汗障害:正しい症状となり得ます。末梢神経に伴う自律神経線維も障害されるため、支配領域の発汗異常がみられることがあります。

覚えるポイント

  • 橈骨神経麻痺の代表は下垂手。
  • 感覚障害は手背橈側に出やすい。
  • 母指球筋萎縮は正中神経障害を示唆する。
  • 末梢神経障害では発汗など自律神経症状も起こり得る。
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