17AM5第17回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第17回午前(科目未分類)

最近の乳児死亡率が最も低い国はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

乳児死亡率の国際比較を問う問題です。日本が世界最低水準にあるという事実を押さえます。

解説

乳児死亡率は、出生1,000に対する生後1年未満の死亡数で表されます。この指標は、母子保健の水準、衛生状態、医療水準、社会経済状況を総合的に反映するため、国際比較において国の健康水準を示す代表的な指標とされています。

日本の乳児死亡率は世界で最も低い水準にあり、出生1,000に対しておよそ2前後で推移しています。したがって正答は4です。この背景には、母子健康手帳の普及、妊婦健診と乳幼児健診の充実、周産期医療体制の整備、新生児医療(NICU)の発達、衛生水準の高さがあります。

スウェーデンをはじめとする北欧諸国も日本と並んで低い水準にありますが、日本はそれと同等かより低い値を示しています。イギリスはそれよりやや高く、アメリカ合衆国は先進国の中では比較的高い水準にあります。アメリカで高い理由としては、国民皆保険制度がなく医療へのアクセスに格差があること、社会経済的な格差、低出生体重児の割合が高いことなどが指摘されています。

関連する指標もあわせて整理します。新生児死亡率は生後4週未満の死亡、早期新生児死亡率は生後1週未満の死亡で、いずれも出生1,000対で表します。周産期死亡率は、妊娠満22週以後の死産と早期新生児死亡を合わせたもので、出産(出生+妊娠満22週以後の死産)1,000対で表します。日本ではこれらの指標もいずれも世界最低水準にあります。

なお、日本の乳児死亡の原因として最も多いのは先天奇形、変形及び染色体異常です。

選択肢の確認

1.アメリカ合衆国
誤り。先進国の中では比較的高い水準にあります。

2.スウェーデン
誤り。低い水準にありますが、日本と同等かやや高い値です。

3.イギリス
誤り。スウェーデンや日本よりやや高い水準です。

4.日本
正しい。日本の乳児死亡率は世界で最も低い水準にあります。

覚えるポイント

  • 乳児死亡率=出生1,000対、生後1年未満の死亡。母子保健と衛生水準の代表的指標。
  • 日本は世界最低水準。新生児死亡率、周産期死亡率も同様。
  • 周産期死亡=妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡、出産1,000対で表す。
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