17PM109|第17回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
2穴の間隔が2寸になる組合せはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
2穴の間隔を計算する問題です。それぞれの経穴の部位を思い出して差を求めます。
解説
各選択肢の経穴の部位を確認し、間隔を計算します。
足三里と上巨虚は、いずれも足の陽明胃経の経穴で、犢鼻(外膝眼)からの距離で位置が決まります。足三里は犢鼻の下方3寸、上巨虚は犢鼻の下方6寸です。したがって間隔は3寸です。ちなみに条口は犢鼻の下方8寸、下巨虚は犢鼻の下方9寸、豊隆は外果尖の上方8寸です。
関元と石門は、いずれも任脈の経穴で、臍中央からの距離で位置が決まります。関元は臍中央の下方3寸、石門は臍中央の下方2寸です。したがって間隔は1寸です。
陽輔と懸鐘は、いずれも足の少陽胆経の経穴で、外果尖からの距離で位置が決まります。陽輔は外果尖の上方4寸、懸鐘(絶骨)は外果尖の上方3寸です。したがって間隔は1寸です。なお、同じ胆経で腓骨の前方にある光明は外果尖の上方5寸、外丘は上方7寸です。
郄門と間使は、いずれも手の厥陰心包経の経穴で、手関節掌側横紋からの距離で位置が決まります。郄門は手関節掌側横紋の上方5寸、間使は手関節掌側横紋の上方3寸です。したがって間隔は2寸となり、正答は4です。心包経の前腕の経穴は、**大陵(0寸)、内関(2寸)、間使(3寸)、郄門(5寸)、曲沢(肘窩横紋上)**と並びます。郄門は郄穴、内関は絡穴かつ陰維脈に通じる八脈交会穴、間使は経金穴、大陵は原穴かつ兪土穴、曲沢は合水穴という要穴の性格もあわせて覚えます。
このように、この形式の問題は、基準となる骨指標(犢鼻、臍中央、外果尖、手関節横紋)からの寸数を正確に記憶していれば、確実に計算できます。経穴を単独で覚えるのではなく、同じ基準をもつ経穴をまとめて、寸数の順に並べて覚えるのが効率的です。
選択肢の確認
1.足三里 ─── 上巨虚
誤り。犢鼻の下方3寸と6寸であり、間隔は3寸です。
2.関元 ─── 石門
誤り。臍中央の下方3寸と2寸であり、間隔は1寸です。
3.陽輔 ─── 懸鐘
誤り。外果尖の上方4寸と3寸であり、間隔は1寸です。
4.郄門 ─── 間使
正しい。手関節掌側横紋の上方5寸と3寸であり、間隔は2寸です。
覚えるポイント
- 心包経の前腕=大陵0、内関2、間使3、郄門5寸(手関節掌側横紋から)。
- 胃経の下腿=足三里3、上巨虚6、条口8、下巨虚9寸(犢鼻から)。
- 胆経の下腿=懸鐘3、陽輔4、光明5、外丘7寸(外果尖から、腓骨の前方)。