18AM79|第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第18回午前(科目未分類)
「35歳の男性。発熱、乾性咳嗽および呼吸困難で入院。胸部エックス線写真で両側の中・下肺野にびまん性すりガラス状陰影を認め、喀痰細胞診でニューモシスチス肺炎と診断された。」この患者で陽性と考えられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
発熱、乾性咳嗽、低酸素症、びまん性すりガラス状陰影を示すニューモシスチス肺炎から、背景の免疫不全を推定する症例問題です。HIV感染による細胞性免疫低下が代表的です。
解説
ニューモシスチス肺炎はCD4陽性Tリンパ球が減少した患者に起こる日和見感染症です。若年成人でこの肺炎が確認された場合、HIV感染症を重要な背景疾患として考えます。
選択肢の確認
1.ライノウイルス
誤り。ライノウイルスは普通感冒の主要原因で、この日和見肺炎の背景を説明しません。
2.ヒト免疫不全ウイルス
正しい。HIV感染でCD4陽性Tリンパ球が減少するとニューモシスチス肺炎を発症しやすくなります。
3.成人T細胞白血病ウイルスⅠ型
誤り。HTLV-1は成人T細胞白血病などと関連しますが、本症例の代表的背景ではありません。
4.単純ヘルペスウイルス
誤り。単純ヘルペスウイルス感染は水疱性病変などを起こしますが、この肺炎の基礎病態を示す選択肢ではありません。
覚えるポイント
- ニューモシスチス肺炎は細胞性免疫低下で起こる日和見感染です。
- HIV感染ではCD4陽性Tリンパ球数を評価します。