18PM121|第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第18回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対する治療方針で適切なのはどれか。「35歳の女性。日頃から前頭部に頭重感があり、頭がぼんやりする。胃のつかえ感、泥状便を伴う。舌苔は白膩、脈は滑。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
頭重、胃のつかえ、泥状便、白膩苔、滑脈を順に読み、痰湿・痰濁の病証へ結び付ける症例問題です。治療方針は停滞した痰濁を除くことです。
解説
脾の運化が低下して水湿が停滞すると痰濁が生じ、清陽の上昇を妨げて前頭部の頭重感や頭のぼんやりを起こします。胃部の痞え、泥状便、白膩苔、滑脈も痰湿を支持します。
選択肢の確認
1.陽気を補う。
誤り。陽虚を示す強い冷え、淡胖舌、沈遅脈などより、痰濁所見が中心です。
2.津液を補う。
誤り。津液不足なら口渇、乾燥、舌苔少などがみられ、本症例の白膩苔とは合いません。
3.瘀血を改善する。
誤り。瘀血では固定性刺痛、紫舌、渋脈などが重要です。
4.痰濁を除く。
正しい。頭重、胃の痞え、泥状便、白膩苔、滑脈から痰濁を除く方針が適切です。
覚えるポイント
- 白膩苔と滑脈は痰湿・痰濁の重要所見です。
- 痰濁が清陽を妨げると頭重・頭のぼんやりが起こります。