18PM137第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第18回午後(科目未分類)

「21歳の女性。最近、食思不振や発熱があり、次第に血便や腹痛を伴うようになった。痔瘻はない。内視鏡検査で縦走潰瘍、敷石状病変はみられなかった。普段から寒がりで、冷たいものを飲食すると下痢が出現しやすい。手足が冷え、腰がだるい。舌質は淡白、脈は細くて弱い。」診断として最も考えられるのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

血便・腹痛を伴う炎症性腸疾患を内視鏡所見から鑑別する症例問題です。痔瘻がなく、縦走潰瘍・敷石状病変もないことからクローン病より潰瘍性大腸炎を考えます。

解説

潰瘍性大腸炎は大腸粘膜に連続性炎症を起こし、血便、腹痛、発熱などを生じます。クローン病では非連続性全層性炎症、縦走潰瘍、敷石状病変、痔瘻などが重要です。

選択肢の確認

1.潰瘍性大腸炎
正しい。血便を主体とし、クローン病に特徴的な縦走潰瘍・敷石状病変・痔瘻がないため最も考えられます。

2.クローン病
誤り。クローン病なら縦走潰瘍、敷石状病変、痔瘻などが手掛かりになります。

3.過敏性腸症候群
誤り。過敏性腸症候群は機能性疾患で、発熱や血便を通常は生じません。

4.大腸ポリープ
誤り。大腸ポリープだけでは発熱、腹痛、持続する炎症性症状を一括して説明できません。

覚えるポイント

  • 潰瘍性大腸炎は連続性・粘膜主体・血便です。
  • クローン病は非連続性・全層性・縦走潰瘍・敷石状病変です。
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