18PM138第18回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第18回午後(科目未分類)

「21歳の女性。最近、食思不振や発熱があり、次第に血便や腹痛を伴うようになった。痔瘻はない。内視鏡検査で縦走潰瘍、敷石状病変はみられなかった。普段から寒がりで、冷たいものを飲食すると下痢が出現しやすい。手足が冷え、腰がだるい。舌質は淡白、脈は細くて弱い。」東洋医学からみた病証として適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

同じ症例を東洋医学的に弁証する連問です。冷飲食で悪化する下痢、四肢冷感、淡白舌、細弱脈から脾陽虚証を考えます。

解説

脾陽が不足すると水穀の運化と温煦が低下し、食思不振、下痢、冷えを生じます。腰のだるさは腎の関与も考えますが、選択肢では消化器症状を中心とする脾陽虚が最適です。現代医学的診断の潰瘍性大腸炎と東洋医学的病証は同一概念ではありません。

選択肢の確認

1.肝血虚証
誤り。肝血虚は目・筋・月経などを養えない症状が中心です。

2.心陰虚証
誤り。心陰虚は動悸、不眠、盗汗、五心煩熱などを示します。

3.脾陽虚証
正しい。冷飲食で悪化する下痢、手足の冷え、淡白舌、細弱脈は脾陽虚に合います。

4.肺気虚証
誤り。肺気虚は息切れ、易感冒、自汗などが中心です。

覚えるポイント

  • 脾陽虚は食欲不振、水様便、腹部冷痛、四肢冷感です。
  • 現代医学的診断と東洋医学的病証は別の軸で整理します。
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