19AM2第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第19回午前(科目未分類)

インフォームド・コンセントに含まれる権利はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

インフォームド・コンセントの内容を問う問題です。何についての説明を受け、何を選ぶ権利かを確認します。

解説

インフォームド・コンセントは、「十分な説明を受けたうえでの同意」を意味します。患者が自分の身体に行われる医療について、内容を理解したうえで自ら選択し、同意または拒否できるという考え方で、患者の自己決定権を具体化したものです。

説明すべき内容は、一般に次のとおりです。現在の病状と診断名行おうとする検査や治療の内容と目的期待される効果予測される危険性や副作用、合併症他に選択できる方法とその利害得失何も行わなかった場合の見通し費用です。

したがって、「治療の危険性の説明を受ける権利」はインフォームド・コンセントに含まれる権利であり、正答は4です。危険性や不利益を含めて説明することが不可欠であり、良い面だけを伝えるのでは同意の前提が成り立ちません。

他の選択肢を確認します。男女の平等を求める権利は憲法が保障する基本的人権に関わるもので、医療における説明と同意の枠組みとは異なります。病院の経営状態を知る権利は、患者に対する医療の説明とは別の事柄です。公的医療費の扶助を受ける権利は、生活保護法の医療扶助など社会保障制度に関わるもので、これも別の権利です。

なお、施術所においても、施術の内容、期待される効果、起こりうる有害事象(内出血、灸あたり、熱傷など)、費用を説明し、患者の同意を得たうえで施術を行うことが求められます。

選択肢の確認

1.男女の平等を求める権利
誤り。基本的人権に関わるもので、説明と同意の枠組みとは異なります。

2.病院の経営状態を知る権利
誤り。患者に対する医療の説明の内容ではありません。

3.公的医療費の扶助を受ける権利
誤り。社会保障制度に関わる権利です。

4.治療の危険性の説明を受ける権利
正しい。危険性や副作用の説明はインフォームド・コンセントに不可欠です。

覚えるポイント

  • インフォームド・コンセント=十分な説明を受けたうえでの同意自己決定権の具体化。
  • 説明内容=病状、治療内容と目的、効果、危険性と副作用、代替の方法、何もしない場合、費用
  • 施術所でも内容と起こりうる有害事象を説明して同意を得る
19AM119AM3
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