19AM36|第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第19回午前(科目未分類)
肺活量を表す式として正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
肺気量分画を問う問題です。肺活量に含まれるもの、含まれないものをはっきりさせます。
解説
肺気量は次のように分けられます。
1回換気量は、安静時の1回の呼吸で出入りする空気量で、およそ500ミリリットルです。
予備吸気量は、安静吸息の後にさらに吸い込める最大の量です。
予備呼気量は、安静呼息の後にさらに吐き出せる最大の量です。
残気量は、最大限に吐き出しても肺に残る空気量で、およそ1,200ミリリットルです。この空気はどうやっても吐き出せないため、測定にはガス希釈法などが必要です。
肺活量は、最大限に吸い込んだ後、最大限に吐き出せる空気量であり、次の式で表されます。
肺活量=1回換気量+予備吸気量+予備呼気量
したがって正答は1です。成人男性でおよそ3,000から4,000ミリリットル、成人女性でおよそ2,000から3,000ミリリットルです。
全肺気量は、肺活量+残気量です。残気量は肺活量に含まれないという点が最重要のポイントです。
そのほか、機能的残気量=予備呼気量+残気量、最大吸気量=1回換気量+予備吸気量という関係も押さえます。
臨床では、パーセント肺活量(予測値に対する実測値の割合)が80パーセント未満を拘束性換気障害(間質性肺炎、肺線維症、胸郭の変形など)、1秒率が70パーセント未満を閉塞性換気障害(COPD、気管支喘息)といい、両者を組み合わせて評価します。
選択肢の確認
1.肺活量=1回換気量+予備吸気量+予備呼気量
正しい。肺活量の定義そのものです。
2.肺活量=1回換気量+予備吸気量
誤り。これは最大吸気量です。
3.肺活量=1回換気量+予備呼気量
誤り。予備吸気量が含まれていません。
4.肺活量=予備吸気量+予備呼気量
誤り。1回換気量が含まれていません。
覚えるポイント
- 肺活量=1回換気量+予備吸気量+予備呼気量。残気量は含まない。
- 全肺気量=肺活量+残気量、機能的残気量=予備呼気量+残気量。
- パーセント肺活量80パーセント未満=拘束性、1秒率70パーセント未満=閉塞性。