19AM5|第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
高齢者の医療の確保に関する法律による特定健診の一次検査項目はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
**特定健康診査(特定健診)**の基本項目を問う問題です。メタボリックシンドロームに着目した健診であることを押さえます。
解説
特定健康診査は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、40歳から74歳の医療保険加入者を対象として、医療保険者が実施する健診です。目的は内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)に着目し、生活習慣病の発症と重症化を予防することにあります。結果に応じて**特定保健指導(動機付け支援、積極的支援)**が行われます。
**基本的な項目(一次の検査項目)**は次のとおりです。質問票(服薬歴、喫煙歴など)、身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)、血圧測定、血液検査(肝機能はASTとALTとガンマGT、血中脂質は中性脂肪とHDLコレステロールとLDLコレステロール、血糖は空腹時血糖またはHbA1c)、尿検査(尿糖、尿蛋白)、**理学的検査(身体診察)**です。
このうち腹囲測定は、内臓脂肪の蓄積を推定するための中心的な項目であり、この健診を特徴づけるものです。したがって正答は2です。
詳細な健診の項目は、一定の基準に該当し医師が必要と認めた場合に行われるもので、**心電図検査、眼底検査、貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット)**などが含まれます。したがって、心電図と眼底は基本項目ではありません。
胸部エックス線検査は、労働安全衛生法の定期健康診断や結核の健康診断で行われるもので、特定健診の項目には含まれません。
選択肢の確認
1.胸部エックス線検査
誤り。特定健診の項目には含まれません。
2.腹囲測定
正しい。内臓脂肪の蓄積をみる基本項目で、特定健診を特徴づけます。
3.眼底検査
誤り。詳細な健診の項目です。
4.心電図検査
誤り。詳細な健診の項目です。
覚えるポイント
- 特定健診=40歳から74歳、医療保険者が実施、メタボリックシンドロームに着目。
- 基本項目=腹囲、BMI、血圧、肝機能、血中脂質、血糖、尿検査、質問票。
- 詳細な項目=心電図、眼底、貧血検査。結果により特定保健指導。