19AM7|第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第19回午前(科目未分類)
我が国の人口動態統計で乳児死亡の原因として最も多いのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
乳児死亡の原因の順位を問う問題です。乳児期に特有の原因は何かという視点で考えます。
解説
乳児死亡は、生後1年未満の死亡をいいます。関連する用語として、新生児死亡(生後4週未満)、早期新生児死亡(生後1週未満)、**周産期死亡(妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡)**があります。乳児死亡率は、出生1,000に対する乳児死亡数で表され、その国の衛生水準や母子保健の水準を示す重要な指標とされます。日本の乳児死亡率は世界でも最低の水準にあります。
乳児死亡の原因として最も多いのは、先天奇形、変形及び染色体異常です。したがって正答は4です。乳児死亡の多くは生後まもない時期に集中し、その原因は出生前から存在する要因、すなわち先天的な異常が中心となります。
これに続くのが、周産期に特異的な呼吸障害等、乳幼児突然死症候群(SIDS)、不慮の事故です。
乳幼児突然死症候群は、それまで健康であった乳児が睡眠中に突然死亡する原因不明の疾患で、危険因子としてうつぶせ寝、両親の喫煙、人工栄養が挙げられます。予防のため、あおむけ寝、禁煙、できるだけ母乳で育てることが推奨されています。
窒息や転落は、乳児の不慮の事故の内訳として重要で、特に窒息は乳児の不慮の事故で最も多いものです。ただし、乳児死亡全体の原因としては先天異常に及びません。
選択肢の確認
1.転落
誤り。不慮の事故の一つですが、乳児死亡全体では上位ではありません。
2.窒息
誤り。乳児の不慮の事故では最多ですが、死因全体では先天異常に及びません。
3.乳幼児突然死症候群
誤り。上位ではありますが第1位ではありません。
4.先天異常
正しい。先天奇形、変形及び染色体異常が乳児死亡の第1位です。
覚えるポイント
- 乳児死亡=生後1年未満。第1位は先天奇形、変形及び染色体異常。
- 新生児死亡は生後4週未満、周産期死亡は妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡。
- 乳幼児突然死症候群の危険因子=うつぶせ寝、喫煙、人工栄養。