19AM72第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第19回午前(科目未分類)

ベーチェット病について正しい記述はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

ベーチェット病の四主徴を問う問題です。眼症状が何かを答えます。

解説

ベーチェット病は、原因不明の全身性の炎症性疾患で、指定難病です。日本を含むシルクロード沿いの地域に多く20歳代から40歳代に発症のピークがあります。HLA-B51との関連が知られています。

四主徴は次のとおりです。

第一に、再発性の口腔内アフタ性潰瘍です。ほぼ全例にみられ、多くは初発症状となります。口唇、頬粘膜、舌に有痛性の円形潰瘍が繰り返し出現します。

第二に、外陰部潰瘍です。有痛性で、瘢痕を残すことがあります。

第三に、皮膚症状です。結節性紅斑様の皮疹、毛嚢炎様皮疹、血栓性静脈炎、そして**針反応(注射針を刺した部位が発赤し膿疱を生じる、皮膚の被刺激性の亢進)**がみられます。

第四に、眼症状で、**ブドウ膜炎(虹彩毛様体炎と網膜ぶどう膜炎)**です。前房蓄膿を伴うことがあり、発作を繰り返すと視力障害から失明に至ることもあるため、最も重要な症状の一つです。したがって正答は3です。

これらに加え、特殊型として、**腸管型(回盲部の潰瘍)、血管型(動脈瘤、血栓)、神経型(髄膜脳炎、精神症状)**があり、予後を左右します。

他の選択肢を確認します。高齢者に多いは誤りで、若年から中年に多くみられます。病的骨折は、骨粗鬆症、骨軟化症、多発性骨髄腫、骨転移などでみられるもので、ベーチェット病の症状ではありません。ビタミンB12の不足が原因となるのは**悪性貧血(巨赤芽球性貧血)**であり、ベーチェット病の原因ではありません。

選択肢の確認

1.高齢者に多い。
誤り。20歳代から40歳代に発症のピークがあります。

2.病的骨折がみられる。
誤り。骨粗鬆症や骨転移などでみられる所見です。

3.ブドウ膜炎がみられる。
正しい。四主徴の一つで、失明に至ることもあります。

4.ビタミンB12の不足が原因である。
誤り。ビタミンB12欠乏は悪性貧血の原因です。

覚えるポイント

  • ベーチェット病の四主徴=口腔内アフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、ブドウ膜炎
  • 針反応が特徴的。特殊型は腸管型、血管型、神経型
  • 20歳代から40歳代に好発、指定難病。眼症状は失明の危険があり重要。
19AM7119AM73
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