19PM108|第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
骨度法で8寸はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
骨度法の数値を問う問題です。8寸の区間はどれかを選びます。
解説
**骨度法(骨度分寸法)**は、身体各部の長さをあらかじめ定めた寸数で表し、体格の違いにかかわらず同じ比率で取穴できるようにする方法です。主な数値を確認します。
頭部では、前髪際中点から後髪際中点まで12寸、両額角髪際(頭維)間9寸、両乳様突起間9寸、眉間(印堂)から前髪際中点まで3寸、後髪際中点から大椎まで3寸です。
胸腹部では、両乳頭間8寸、胸骨体下端(歧骨)から臍中央まで8寸、臍中央から恥骨結合上縁まで5寸です。
上肢では、腋窩横紋前端から肘窩まで9寸、肘窩から手関節横紋まで12寸、中指尖から手関節横紋まで8.5寸です。
下肢では、恥骨結合上縁から膝蓋骨底まで18寸、脛骨内側顆下縁から内果尖まで13寸、膝窩(または膝蓋骨尖)から外果尖まで16寸です。
これを踏まえて選択肢を検討します。
前髪際額角間(両額角髪際間)は9寸であり、8寸ではありません。
腋窩横紋前端から肘窩横紋までは9寸であり、8寸ではありません。上腕の長さを表す基準です。
肩峰外端から肘頭までは、骨度法において8寸として定められた区間ではありません。上腕の骨度は、上記のとおり腋窩横紋前端から肘窩までの9寸で表します。
胸骨体下端から臍までは8寸であり、これが正答です。したがって正答は4です。この区間は上腹部の経穴を取る基準となり、中脘は臍中央の上方4寸(この区間のちょうど中点)、上脘は臍上5寸、巨闕は臍上6寸、鳩尾は臍上7寸、下脘は臍上2寸、水分は臍上1寸となります。
選択肢の確認
1.前髪際額角間
誤り。両額角髪際間は9寸です。
2.腋窩横紋前端から肘窩横紋まで
誤り。9寸です。
3.肩峰外端から肘頭まで
誤り。8寸として定められた区間ではありません。上腕は腋窩横紋前端から肘窩の9寸で表します。
4.胸骨体下端から臍まで
正しい。8寸であり、上腹部の取穴の基準となります。
覚えるポイント
- 8寸=両乳頭間、胸骨体下端から臍中央。
- 9寸=両額角髪際間、両乳様突起間、腋窩横紋前端から肘窩。
- 12寸=前髪際から後髪際、肘窩から手関節横紋。5寸=臍中央から恥骨結合上縁。