19PM114第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第19回午後(科目未分類)

胆経の経火穴の取穴法はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

五兪穴の五行配当から経穴を特定し、その取穴法を選ぶ問題です。2段階で考えます。

解説

まず、陽経の五兪穴の五行配当を確認します。井金、滎水、兪木、経火、合土の順です(陰経は井木、滎火、兪土、経金、合水)。

足の少陽胆経の五兪穴は、井金穴が足竅陰、滎水穴が侠渓、兪木穴が足臨泣、経火穴が陽輔、合土穴が陽陵泉です。したがって、胆経の経火穴は陽輔です。

次に、陽輔の部位を確認します。下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方4寸です。したがって正答は2です。陽輔は、下肢外側の痛み、片頭痛、坐骨神経痛などに用いられます。

他の選択肢が示す経穴を確認します。

外果の上方7寸、長腓骨筋とヒラメ筋の間は、陽交です。陽交は陽維脈の郄穴で、腓骨の後方に取ります。同じ高さで腓骨の前方にあるのが**外丘(胆経の郄穴)**であり、前後で区別します。

外果の直下5分は、申脈です。申脈は足の太陽膀胱経の経穴で、陽蹻脈に通じる八脈交会穴です。現在の標準では「外果尖の直下、外果下縁と踵骨の間の陥凹部」と表現されます。

外果から陽陵泉に向かい上方3寸は、**懸鐘(絶骨)**です。懸鐘は足の少陽胆経の経穴で、八会穴の髄会です。腓骨の前方、外果尖の上方3寸に取ります。

下腿外側で腓骨の前方に並ぶ経穴を、外果尖からの距離で整理すると覚えやすくなります。懸鐘が3寸、光明(絡穴)が5寸、陽輔(経火穴)が4寸、外丘(郄穴)が7寸です。腓骨の後方7寸が陽交です。

選択肢の確認

1.外果の上方7寸、長腓骨筋とヒラメ筋の間に取る。
誤り。陽交であり、陽維脈の郄穴です。

2.外果の上方4寸、腓骨の前縁に取る。
正しい。陽輔であり、胆経の経火穴です。

3.外果の直下5分に取る。
誤り。申脈であり、膀胱経の経穴で陽蹻脈に通じます。

4.外果から陽陵泉に向かい上方3寸に取る。
誤り。懸鐘であり、八会穴の髄会です。

覚えるポイント

  • 陽経の五兪穴=井金、滎水、兪木、経火、合土。胆経は足竅陰、侠渓、足臨泣、陽輔、陽陵泉
  • 腓骨の前方=外果尖の上方懸鐘3寸、陽輔4寸、光明5寸、外丘7寸
  • 腓骨の後方7寸=陽交(陽維脈の郄穴)申脈は外果尖の直下
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