19PM116第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第19回午後(科目未分類)

原穴と所属経脈との組合せで正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

原穴と所属経脈の組合せを問う問題です。十二原穴を正確に覚えているかが試されます。

解説

原穴は、原気(生命活動の原動力)が留まり通過する部位で、十二経脈にそれぞれ1つずつあります。臓腑の虚実の診断と治療に用いられ、陰経では兪穴(兪土穴)が原穴を兼ねるという特徴があります。

十二原穴を整理します。肺経は太淵、大腸経は合谷、胃経は衝陽、脾経は太白、心経は神門、小腸経は腕骨、膀胱経は京骨、腎経は太渓、心包経は大陵、三焦経は陽池、胆経は丘墟、肝経は太衝です。

これを踏まえて選択肢を検討します。

丘墟足の少陽胆経の原穴です。部位は、足関節前外側、長指伸筋腱の外側の陥凹部、外果の前下方にあります。肝経の原穴は太衝であり、足背、第1・第2中足骨間、中足骨底接合部遠位の陥凹部にあります。したがって組合せは誤りです。

衝陽足の陽明胃経の原穴です。部位は、足背、第2中足骨底部と中間楔状骨の間、足背動脈拍動部にあります。したがって組合せは正しく、正答は2です。動脈の拍動部にあたるため、刺鍼にあたっては拍動を確認して血管を避ける配慮が必要です。

大陵手の厥陰心包経の原穴です。部位は、手関節前面、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋上にあります。心経の原穴は神門であり、尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋上にあります。したがって組合せは誤りです。

京骨足の太陽膀胱経の原穴です。部位は、足外側、第5中足骨粗面の遠位、赤白肉際にあります。小腸経の原穴は腕骨であり、手背、第5中手骨底と三角骨の間の陥凹部、赤白肉際にあります。したがって組合せは誤りです。

原穴のうち、陰経の原穴は兪土穴を兼ねるため、太淵、太白、神門、太渓、大陵がこれにあたります。一方、陽経の原穴は兪穴とは別に設けられており、合谷、衝陽、腕骨、京骨、陽池、丘墟がこれにあたります。

選択肢の確認

1.丘墟-肝経
誤り。丘墟は胆経の原穴で、肝経の原穴は太衝です。

2.衝陽-胃経
正しい。足背動脈拍動部にある胃経の原穴です。

3.大陵-心経
誤り。大陵は心包経の原穴で、心経の原穴は神門です。

4.京骨-小腸経
誤り。京骨は膀胱経の原穴で、小腸経の原穴は腕骨です。

覚えるポイント

  • 原穴=太淵(肺)、合谷(大腸)、衝陽(胃)、太白(脾)、神門(心)、腕骨(小腸)、京骨(膀胱)、太渓(腎)、大陵(心包)、陽池(三焦)、丘墟(胆)、太衝(肝)
  • 陰経の原穴は兪土穴を兼ねる。陽経の原穴は兪穴とは別。
  • 衝陽は足背動脈拍動部。拍動を確認して刺鍼する。
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