19PM117|第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
八総穴であって木に属する経穴はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
八総穴(八脈交会穴)であり、かつ五行で木に属するという2つの条件を同時に満たす経穴を選ぶ問題です。
解説
まず、**八総穴(八脈交会穴)**を確認します。**公孫(衝脈)、内関(陰維脈)、後渓(督脈)、申脈(陽蹻脈)、足臨泣(帯脈)、外関(陽維脈)、列欠(任脈)、照海(陰蹻脈)**の8つです。
次に、これらのうち五兪穴に該当し、五行で木に属するものを探します。陽経の五兪穴は井金、滎水、兪木、経火、合土であるため、陽経の兪穴が木にあたります。
八総穴のうち五兪穴でもあるものを確認します。後渓は手の太陽小腸経の兪木穴、足臨泣は足の少陽胆経の兪木穴です。この2つが木に属します。他の6穴は、公孫、内関、外関、列欠は絡穴、申脈と照海は五兪穴ではない経穴です。
選択肢を検討します。
申脈は八総穴(陽蹻脈)ですが、五兪穴ではないため木には属しません。
公孫は八総穴(衝脈)ですが、足の太陰脾経の絡穴であり五兪穴ではありません。
足臨泣は八総穴(帯脈)であり、かつ足の少陽胆経の兪木穴として木に属します。両方の条件を満たすため、正答は3です。足臨泣は、足背、第4・第5中足骨底接合部の遠位、第5指の長指伸筋腱外側の陥凹部にあり、外関と組み合わせて、目外眥、頬、頸、耳後、肩の病に用いられます。
大敦は足の厥陰肝経の井木穴であり、確かに木に属しますが、八総穴ではありません。したがって条件を満たしません。
なお、選択肢にはありませんが、後渓も同じく「八総穴かつ木」の条件を満たす経穴です。後渓は督脈に通じ、申脈と組み合わせて、目内眥、項、耳、肩の病に用いられます。
選択肢の確認
1.申脈
誤り。八総穴ですが五兪穴ではなく木には属しません。
2.公孫
誤り。八総穴ですが脾経の絡穴であり五兪穴ではありません。
3.足臨泣
正しい。八総穴(帯脈)であり胆経の兪木穴です。
4.大敦
誤り。肝経の井木穴で木に属しますが八総穴ではありません。
覚えるポイント
- 八総穴=公孫、内関、後渓、申脈、足臨泣、外関、列欠、照海。
- このうち五兪穴なのは後渓と足臨泣(いずれも陽経の兪木穴)。
- 組合せ=公孫と内関、後渓と申脈、足臨泣と外関、列欠と照海。