19PM85|第19回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
在宅ケアとして利用されるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
在宅ケアで利用されるサービスを問う問題です。入院や入所を伴うか、自宅から通うかで分けます。
解説
在宅ケアは、住み慣れた自宅で生活を続けながら受ける医療、看護、介護、リハビリテーションの総称です。介護保険では次のようなサービスがあります。
訪問系は、自宅に専門職が訪れるもので、訪問介護(ホームヘルプ)、訪問看護、訪問リハビリテーション、訪問入浴介護、居宅療養管理指導があります。
通所系は、自宅から施設へ通うもので、**通所リハビリテーション(デイケア)と通所介護(デイサービス)**があります。通所リハビリテーションは、介護老人保健施設や病院、診療所において、理学療法士や作業療法士などによるリハビリテーションを受けるもので、機能の維持と改善に加え、**外出の機会をつくり、社会的な交流を促し、家族の介護負担を軽減する(レスパイト)**という役割も担います。在宅生活を支える中心的なサービスであり、正答は2です。
短期入所系は、一時的に施設に泊まる短期入所生活介護(ショートステイ)と短期入所療養介護です。
他の選択肢を確認します。
**脳卒中ケアユニット(SCU)**は、病院内に設けられた急性期の集中治療室で、脳卒中の発症直後の患者に対して専門的な管理と早期リハビリテーションを行う病棟です。在宅ケアではありません。
重度心身障害児病棟は、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複する子どもが入所して生活し医療を受ける施設であり、在宅ケアの場ではありません。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管障害や大腿骨頸部骨折などの発症後、一定期間入院して集中的にリハビリテーションを行い、在宅復帰を目指す病棟です。在宅復帰のための入院であって、在宅ケアそのものではありません。
なお、リハビリテーションの時期区分は、**急性期(発症直後、廃用予防と早期離床)、回復期(集中的な機能回復と ADL訓練)、生活期(維持期、在宅や施設での機能維持と社会参加)**と整理され、通所リハビリテーションは生活期を支えるものです。
選択肢の確認
1.脳卒中ケアユニット
誤り。病院内の急性期集中治療室です。
2.通所リハビリテーション施設
正しい。自宅から通って利用する在宅ケアのサービスです。
3.重度心身障害児病棟
誤り。入所して医療を受ける施設です。
4.回復期リハビリテーション病棟
誤り。在宅復帰を目指して入院する病棟です。
覚えるポイント
- 在宅ケア=訪問系(訪問介護、訪問看護、訪問リハビリテーション)、通所系(デイケア、デイサービス)、短期入所系(ショートステイ)。
- 通所リハビリテーションは機能維持に加え、社会交流と家族のレスパイトの役割ももつ。
- リハビリテーションの時期=急性期、回復期、生活期(維持期)。