1AM63|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午前(科目未分類)
高熱とともに右季肋部痛を訴える場合にまず疑うべき疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
発熱と腹痛の部位から、緊急性のある腹部疾患を鑑別する問題です。右季肋部にある臓器と、急性炎症の症候を結び付けます。
解説
急性胆嚢炎では、胆石などによる胆嚢管閉塞を契機に炎症が起こり、右季肋部痛、発熱、悪心・嘔吐などを呈します。吸気時に右季肋部を圧迫すると疼痛のため吸気が止まるMurphy徴候も重要です。高熱を伴う右季肋部痛では、胆嚢炎や胆管炎などを考え、速やかな医学的評価が必要です。
選択肢の確認
1.胃癌:誤り。胃癌は進行するまで無症状のことも多く、高熱を伴う急な右季肋部痛は典型的ではありません。
2.急性胆嚢炎:正しい。急性胆嚢炎では右季肋部痛と発熱が代表的にみられます。
3.膵癌:誤り。膵癌では黄疸、背部痛、体重減少などがみられますが、高熱を伴う急性の右季肋部痛は典型像ではありません。
4.大動脈瘤破裂:誤り。大動脈瘤破裂は突然の激痛、血圧低下、ショックを来す緊急疾患ですが、高熱を伴う右季肋部痛という組合せから最初に考える疾患ではありません。
覚えるポイント
- 右季肋部痛と発熱では急性胆嚢炎を考える。
- Murphy徴候は急性胆嚢炎を示唆する。
- 高熱を伴う腹痛は鍼灸施術の適否判断より先に医学的評価が必要である。