1PM125|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
変形性膝関節症に対する施術目的で適切でないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
変形性膝関節症に対する鍼灸施術の現実的な目的を問う問題です。構造的な骨変形そのものと、疼痛・筋緊張・循環・日常生活機能への働きかけを分けて考えます。
解説
変形性膝関節症では、関節軟骨の変性、骨棘形成、関節裂隙の狭小化などの構造変化が起こります。鍼灸施術の目的としては、周囲軟部組織の過緊張を和らげ、局所循環を促し、疼痛を軽減して動作や生活機能を保つことが中心です。形成された骨変形を鍼灸で元に戻すことは期待できないため、「変形の改善」は適切な施術目的ではありません。急な腫脹、熱感、発赤、外傷後の歩行不能などがあれば医療評価を優先します。
選択肢の確認
1.変形の改善:適切でない。鍼灸施術で骨棘や関節形状などの構造的変形そのものを改善することは目的にできません。
2.軟部組織の緊張緩和:適切です。大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿筋などの過緊張を緩和し、関節への負担を軽くすることは施術目的になります。
3.関節部の循環改善:適切です。関節周囲の循環改善を図り、疼痛やこわばりの軽減を目指します。
4.関節痛の軽減:適切です。関節痛を軽減し、歩行や立ち上がりなどの生活機能を保つことは重要な目的です。
覚えるポイント
- 鍼灸は骨変形そのものを元に戻す治療ではない。
- 目的は疼痛軽減、筋緊張緩和、循環改善、機能維持である。
- 強い腫脹・熱感・外傷後の歩行不能は医療評価を優先する。