1PM129|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
高齢者の鍼灸治療上の配慮で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
高齢者に鍼灸施術を行う際の安全配慮を問う問題です。本人が強刺激を希望しても、加齢による予備力低下や感覚変化を踏まえて刺激量を決めます。
解説
高齢者では循環調節機能、体温調節、皮膚の耐久性、回復力が低下し、薬剤の影響や複数の基礎疾患を抱えていることもあります。施術前に脈拍・血圧・全身状態を確認し、起立性低血圧、転倒、排尿の必要性などに配慮します。強い刺激を希望されても、そのまま応じるのではなく、体格、体力、既往、服薬、過去の反応を評価し、原則として少ない刺激から始めます。
選択肢の確認
1.起立性低血圧に注意する。:正しい配慮です。高齢者では起立時の血圧低下によるめまい・転倒が起こりやすいため、体位変換をゆっくり行います。
2.強い刺激を求めるときは、それに応じた治療を行う。:誤り。本人が強刺激を希望しても無条件に応じず、全身状態を評価して安全な刺激量を選びます。
3.施術前の脈拍、血圧をみてから治療する。:正しい配慮です。施術前の脈拍、血圧、体調の確認は有害反応を防ぐうえで重要です。
4.施術前に排尿させる。:正しい配慮です。長時間の施術中の尿意や移動時転倒を避けるため、事前の排尿を勧めることがあります。
覚えるポイント
- 高齢者では少ない刺激から開始する。
- 施術前後の血圧・脈拍・意識状態を確認する。
- 起立性低血圧と転倒に注意し、体位変換をゆっくり行う。
- 希望する刺激量より安全評価を優先する。