1PM131第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)

50 歳の男性。易疲労、腰がだるく手足の厥冷を訴える。顔色はやや黒ずみ、頭髪はうすく聴力の減退がある。治療対象とする病証はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

腰のだるさ、四肢の冷え、顔色、頭髪、聴力低下を臓腑病証に結び付ける問題です。腎と腰・耳・髪・老化の関係を押さえます。

解説

東洋医学では腎は精を蔵し、骨を主り、髄を生じ、耳に開竅し、その華は髪にあるとされます。腰は腎の府とされるため、腰のだるさ、頭髪が薄い、聴力低下は腎虚を示す代表所見です。手足の厥冷は腎陽不足、顔色が黒ずむ所見も五色では腎・水と関連します。したがって治療対象となる病証は腎虚証です。聴力低下や易疲労には現代医学的原因もあるため、弁証とは別に評価します。

選択肢の確認

1.肝虚証:誤り。肝虚では目のかすみ、筋のけいれん、爪の異常などが中心となり、本症例の腰・耳・髪の所見を十分に説明しません。
2.脾虚証:誤り。脾虚では食欲不振、腹部膨満、軟便、倦怠感などが中心です。
3.肺虚証:誤り。肺虚では息切れ、自汗、易感冒、弱い声などが中心です。
4.腎虚証:正しい。腰のだるさ、冷え、黒みを帯びた顔色、薄い頭髪、聴力低下は腎虚の所見です。

覚えるポイント

  • 腎は精を蔵し、骨・髄を主る。
  • 腎は耳に開竅し、その華は髪にある。
  • 腰のだるさと冷えは腎陽虚を考える重要所見である。
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