1PM132|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
耳鳴や難聴の鍼灸治療について誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
耳鳴・難聴に対する鍼灸治療の一般的な考え方と、予後に関する誤った表現を見分ける問題です。局所穴、東洋医学的関連、医療受診の必要性を区別します。
解説
耳門、聴会、翳風は耳周囲の局所穴として用いられます。また東洋医学では「腎は耳に開竅する」とされ、腎経の関連穴を選ぶことがあります。しかし、内耳や聴神経の障害による感音難聴は一般に容易に回復するとはいえず、「治りやすい」という表現は誤りです。とくに突然発症した片側難聴、めまいを伴う難聴、神経症状を伴う耳鳴は速やかな耳鼻咽喉科受診を優先します。
選択肢の確認
1.耳門、聴会、翳風はよく使用する経穴である。:正しい。耳門、聴会、翳風は耳周囲の代表的な局所穴です。
2.腎経の経穴を用いることが多い。:正しい。東洋医学では腎と耳の関係を重視し、腎経の関連穴を用いることがあります。
3.感音系難聴は治りやすい。:誤り。感音系難聴は内耳・聴神経などの障害によることが多く、一般に治りやすいとはいえません。
4.難聴を伴わない耳鳴は適応となる場合がある。:正しい。難聴を伴わない耳鳴の一部は施術対象となる場合がありますが、原因評価を先に行います。
覚えるポイント
- 耳門・聴会・翳風は耳周囲の代表穴である。
- 東洋医学では腎と耳を関連付ける。
- 感音難聴を安易に治りやすいと判断しない。
- 突然の難聴や神経症状を伴う耳鳴は早急に医療機関へつなぐ。