1PM136|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
小児気管支喘息に対する鍼灸治療で適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
小児気管支喘息に対する治療原則を、急性発作時の安全対応、難経六十九難、体性内臓反射、募穴から判断する問題です。
解説
難経六十九難では「虚すればその母を補う」とし、肺は金、その母は土です。太淵は手の太陰肺経の兪土穴・原穴であり、肺虚を補う肺経上の母穴として用います。急性喘息発作中は呼吸状態の評価と医療対応が優先され、まず天突へ刺鍼するという対応は適切ではありません。肺の募穴は中府であり、膻中は心包の募穴です。小児は変化が速いため、陥没呼吸、会話困難、チアノーゼなどがあれば緊急受診を優先します。
選択肢の確認
1.喘息発作中はまず天突に刺鍼する。:誤り。発作中は重症度を評価し、吸入薬や救急受診など医療対応を優先します。天突への刺鍼を最初に行うべきではありません。
2.六十九難によれば肺経では太淵を用いる。:正しい。太淵は肺経の兪土穴で、肺虚に対して母である土を補う穴として用います。
3.体性内臓反射理論によればTh5-Th7 の脊髄分節上の経穴を刺激する。:誤り。肺・気管支に関連する体性内臓反射の脊髄分節は主に上位胸髄であり、Th5からTh7に限定する整理は適切ではありません。
4.募穴を用いる場合は膻中を用いる。:誤り。肺の募穴は中府です。膻中は心包の募穴であり、肺の募穴ではありません。
覚えるポイント
- 喘息発作時は鍼灸より呼吸状態の評価と医療対応を優先する。
- 太淵は肺経の兪土穴・原穴である。
- 肺の募穴は中府、膻中は心包の募穴である。
- 小児の陥没呼吸・会話困難・チアノーゼは緊急徴候である。