1PM137|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
次の症例について、問いに答えよ。40 歳の男性。残業が続き1週間前から項部、後頭部に締め付けられるような鈍痛と肩こりがある。医療機関での検査では頭蓋内病変はないという。最も予想される疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
頭痛の性状、部位、誘因、随伴症状から疾患を判断する症例問題です。締め付けるような鈍痛、項部・後頭部、肩こり、長時間労働が決め手です。
解説
残業が続いた後に、項部から後頭部へ締め付けられるような鈍痛と肩こりが生じ、頭蓋内病変が否定されていることから筋収縮性頭痛、現在の緊張型頭痛が最も考えられます。頭頸部筋の持続的緊張や精神的ストレスが関与し、圧迫感・締め付け感を呈することが特徴です。突然発症した最悪の頭痛、発熱、意識障害、麻痺などがあれば、診断済みであっても緊急再評価が必要です。
選択肢の確認
1.片頭痛:誤り。片頭痛は片側性・拍動性のことが多く、悪心や光過敏を伴い、動作で増悪しやすい頭痛です。
2.筋収縮性頭痛:正しい。締め付けるような鈍痛、項部・後頭部痛、肩こり、ストレスとの関連は筋収縮性頭痛に合います。
3.高血圧性頭痛:誤り。高血圧だけでこのような頭痛が起こるとは限らず、症例では血圧上昇を示す情報がありません。
4.群発性頭痛:誤り。群発頭痛は片側眼窩部の激痛が反復し、流涙や鼻汁などの自律神経症状を伴います。
覚えるポイント
- 緊張型頭痛は締め付けるような非拍動性頭痛が典型である。
- 項部・肩の筋緊張とストレスが関連しやすい。
- 突然の激痛や神経症状は二次性頭痛を疑う。