1PM139第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)

次の症例について問いに答えよ。28歳の女性。2年前より右前腕から手部にかけて鈍痛を覚えるようになった。現在は上肢の脱力感、しびれに加え冷えも感じるようになり、上肢の挙上で症状は増悪する。この患者に行うテストとして適切でないのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

上肢挙上で増悪する疼痛・しびれ・脱力・冷感から胸郭出口症候群を考え、適切な誘発テストを見分ける症例問題です。

解説

上肢の疼痛、しびれ、脱力感、冷感が上肢挙上で増悪するため、腕神経叢や鎖骨下動静脈が胸郭出口部で圧迫される胸郭出口症候群が考えられます。ライトテストは小胸筋下、アドソンテストは斜角筋隙、モーリーテストは鎖骨上窩の圧迫で症状を評価します。アプレーテストは主に肩関節の可動性や腱板などをみる検査で、胸郭出口症候群の代表的誘発テストではありません。脈拍変化だけで確定せず、神経学的・血管学的評価を総合します。

選択肢の確認

1.ライトテスト:適切です。ライトテストは上肢を外転・外旋し、小胸筋下での神経血管圧迫を評価します。
2.アドソンテスト:適切です。アドソンテストは頸部伸展・回旋と深呼吸を組み合わせ、斜角筋隙での圧迫を評価します。
3.アプレーテスト:適切でない。アプレーテストは肩関節や腱板機能の評価に用い、胸郭出口症候群の代表的テストではありません。
4.モーリーテスト:適切です。モーリーテストは鎖骨上窩を圧迫し、疼痛や放散症状の誘発を確認します。

覚えるポイント

  • 胸郭出口症候群では上肢挙上でしびれ・脱力・冷感が増悪し得る。
  • 代表的テストはライト、アドソン、モーリーである。
  • アプレーテストは主に肩関節の評価である。
  • 誘発テスト単独で確定せず、神経・血管所見を総合する。
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