1PM159|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
灸施術の補法として誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
灸の補瀉について、艾の品質、艾炷の大きさ・硬さ、燃焼、灰の扱いを判断する問題です。穏やかな刺激を補法、強い刺激を瀉法とする原則を用います。
解説
灸の補法では、良質艾を柔らかく小さくひねり、艾炷の底面を小さくして穏やかに燃焼させ、自然に消えるのを待つ方法が基本です。前の灰を残すと次の艾炷への熱伝導が緩やかになり、刺激が穏やかになります。燃焼した灰を毎回除去すると熱が皮膚へ直接伝わりやすくなって刺激が強くなるため、補法としては誤りです。施灸時は患者の熱感と皮膚変化を継続して確認します。
選択肢の確認
1.点火した艾は自然に消えるのを待つ。:正しい。補法では点火後に強くあおいだりせず、穏やかに自然燃焼させます。
2.良質艾を軟かく小さくひねって施灸する。:正しい。良質艾を柔らかく小さくひねると、比較的穏やかな温熱刺激になります。
3.燃焼した灰を1回ずつ除去して施灸する。:誤り。灰を毎回除去すると熱が直接伝わって刺激が強くなるため、瀉法的な操作です。
4.艾炷の底面を小さくして施灸する。:正しい。艾炷の底面を小さくすると接触面が小さくなり、補法の穏やかな刺激になります。
覚えるポイント
- 灸の補法は良質艾を小さく柔らかくひねる。
- 補法では灰を残し、刺激を穏やかにする。
- 灰を毎回除くと熱刺激が強くなりやすい。
- 皮膚の発赤・疼痛を観察し、熱傷を予防する。